分類
生息地
時代
白亜紀
大きさ
約5-7m
主食
植物食
本文を読み上げ

カスモサウルスは、およそ7550万年以上前の白亜紀後期に北アメリカに生息していた恐竜だよ。その名前は、ギリシャ語の’chasma’(穴や開口部)と’sauros’(トカゲ)を組み合わせたもので、「穴のあいたトカゲ」って意味なんだ。これは、頭部の飾り(フリル)に大きな開口部(穴)があったことに由来しているんだよ​。

カスモサウルスの体長は5メートルから7メートルで、体重は約2トンから4トンと、ちょっと小さめな恐竜だったんだね​​​。でも、それでも人間よりもずっと大きかったから、目の前にいたら、それは迫力があっただろうね。

特徴的なのは、フリルとツノがあることだよ。鼻骨に1本、目の上に2本のツノがあったけど、他の角竜に比べてその長さは短かったんだ。

中でも最大の特徴と言えるのが頭部のフリルだよ。このフリルは、敵を威嚇するために使っていたと考えられているんだけど、周囲に大きなツノが生えていないため、実際には敵への攻撃には使用できなかったんだ。フリルの穴部分はほとんど皮で形成されていたので、敵に襲われると致命傷になる可能性があったようだよ​。

最初に発見された化石はカナダで見つかったんだけど、複数の化石が一箇所に埋もれていたことから、群れで行動していた可能性が考えられているよ​。