オルニトレステス ornitholestes
- 本文を読み上げ
オルニトレステスは、約1億5400万年前のジュラ紀後期に生きていた、活発で小さな肉食恐竜さ。名前は「鳥を盗む者」「鳥泥棒」を意味していて、恐らくは主にトカゲやネズミ大の哺乳類、そして恐竜の幼体のような手頃な大きさの小動物を食べていたんだろうね。
この名前の意味は、この恐竜が同じ頃生息していた始祖鳥を捕食していたと考えられてるんだけど、それを裏付ける化石資料の発見例はないんだ。
この恐竜の全長は、大体2メートルくらいだけど、そのほとんどは長い尾の部分だから、体自体はかなり小さいんだよ。走るのが得意で、手には鋭い爪があったから、小さな獲物を素早く捕まえるのにピッタリの体つきだったんだね。
オルニトレステスの頭は小さくて、長い鼻に小さな目がついていたよ。獲物を見つけて、素早く動いて捕まえるのに役立っていたんだろうね。